過熱水蒸気発生機の蒸気量変更

コーヒー豆の焙煎に使用する過熱水蒸気の量を変更して、様子を見てみました。
【気になっていた点】
前回、水分を多く含んだ生豆を焙煎したところ、ハゼが小さく、若干の雑味が残る。
従来の焙煎条件では焙煎前半で行う蒸らし(乾燥)が不十分だったのではないかと考えている。
【変更内容】
過熱水蒸気の注入時間を5分から6分に変更した(ちなみに注入開始時間は変更なし)。
【結果】
焙煎では きれいな音で1ハゼが起こるようになり、試飲の結果でも雑味が減り、良い感じになった。
【考察】
結果から判断するに、今までの焙煎条件では、前半の水分除去が不十分であるために、後半の焼きにおいて、余分な水分が邪魔をして うまくハゼず、またその水分が邪魔をして芯まで火が通らず、嫌味な味があったものと推測する。
【感想】
今回、たった1分の変更でここまで「ハゼの音」と「味」が変化することは正直びっくりしましたが、改めて過熱水蒸気のありがたみを実感しました。
まあ、1回だけで結論付けるのは良くないと思いますので、当面様子を見て見ます。
 過熱水蒸気に頼るのではなく、より一層使いこなしていきたいと思う次第です。