過熱水蒸気 注入配管

本日は、過熱水蒸気の配管について。

某所に過熱水蒸気発生機の納入が決まったのですが、
取り付ける装置は、フジローヤル1kg焙煎機・・・
しまった！！ 1kg用の注入配管は特注だった〜
　
そうなんです。5kg用の2次元に曲げられた配管では、どうしてもバーナーのガス配管にぶつかってしまうんです。・・・ということで、急ぎ準備した一品が写真のもの。
ちょっと分かりにくいですが、焙煎機の空気穴から入れても、ちゃんとガス配管を回避して最適な位置に水蒸気を噴出すように、3次元に曲げられています。

ちなみに、この曲げが大変！！。
手で曲げることは、堅いステンレスでは 無理。
もし、力持ちの方が無理に曲げても、中が空洞なため、扁平してしまいます。
そこでベンダーという曲げる機械があるのですが、その設備のプログラムを作っているのが、私だったりします（何が専門か分からなくなってきましたが・・・）。
入力された3次元の座標の通りに曲げたチューブは美しいものです。
ちなみに設備は数百万円なり。一家に一台！！　ん？？何を売り込んでいるのでしたっけ？？