過熱水蒸気焙煎デモ

東京にて、過熱水蒸気焙煎デモ（過熱水蒸気発生機を用いたコーヒー豆の焙煎）を開催しました。
お盆ということで、何かと用事が入るこの時期にもかかわらず、10名の方が参加してくださいました。本当にありがとうございました。　
内容は、開発者（恥ずかしながら・・・私）の挨拶から始まり、開催してくださったお店のオーナーの説明、そして実際の焙煎へと移行しました。
　
■焙煎1■
最初に、過熱水蒸気有りと無しでコロンビア（スペシャリティー）を焙煎して、飲み比べていただき、過熱水蒸気の注入により、雑味が少なくマイルドになると感動していただけました。
■焙煎2■　
次に、ブルマンを含んだブレンドをミディアムローストで試飲しました。　煎りが かなり浅いにもかかわらず、シワも伸び、芯残りもなく、嫌味が出ていないということで、こちらの結果もかなり興味を持っていただけました。
■焙煎3■
最後に、業務用のコロンビア豆を過熱水蒸気有りと無しで焙煎してみました。結果は、過熱水蒸気の注入で渋みが軽減されることを実感していただけました。　ということで、過熱水蒸気の注入による味の変化を、全ての焙煎で明確に確認していただけたことから、今回のデモは大成功！！といえるでしょう。
■5ｋｇ釜による1ｋｇ焙煎の試飲■
前もって5ｋｇ焙煎釜により1ｋｇ，2ｋｇ，3ｋｇをそれぞれ焙煎したガテマラをオーナー様にご用意していただき、この場では１ｋｇを焙煎したものを試飲していただけました。　結果、「渋味が出る」，「味がしない」などの少量焙煎の陥りやすい問題がなく、1ｋｇと少量の焙煎でも問題なく焙煎できることを実感していただけたものと思います。
　
また、追記ではありますが、本来この装置の効力を発揮する浅煎りに注目された方が多いことも、私にとってもありがたく感じました。
協力してくださった方々、本当にありがとうございました。